蚕糸絹文化は二千年の歴史があり、日本人の暮らしや文化に大きく関わってきました。近年、国内の養蚕農家の減少とともにそれらが忘れ去られようとしています。埼玉県内の養蚕や絹文化に関わりのある秩父神社、高麗神社、川越氷川神社の宮司たちが、それらを次代に伝えるための方法を模索、実践するための場として設立しました。先人が残した蚕糸・絹文化をたどり、多くの方と一緒に考えていく場になれば幸いです。まずは埼玉県内の蚕糸・絹文化を発信することから始めたいと思います。当会は3つの目標を掲げています。
1) 蚕糸・絹文化を次代に伝える
2) 関東地方の絹文化関連団体のネットワーク作りに寄与する
3) 日本の循環型生活思想を再発見し、発信する
*平成24年秋より勉強会などを開始、平成25年(2013)2月1日に秩父神社にて発足。
◆構成メンバー
・名誉会長 秩父神社宮司 薗田稔 (京都大学名誉教授・神社本庁教学顧問・
世界宗教者平和会議日本委員会理事)
・会長 高麗神社宮司 高麗文康
・事務局長 川越氷川神社宮司 山田禎久
・事務局メンバー
山田英次(高麗郡建郡1300年記念事業委員会)
藤井美登利(会報編集担当)
◆活動内容
1)会報の発行(年3回) 2000部
2)講演・交流会などの開催
3)三神社連携のお守りつくりなど
◆事務局 川越氷川神社 350-0052 川越市宮下町2-11-3
℡ 049-224-0589 fax 049-277-8491